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降雨状況を把握し、都市災害に備える
局所的な豪雨や急激な気圧変化による高潮の発生など、気象変化によって、冠水や浸水の被害に悩まされる地域が多くあります。地形などにより冠水や浸水が発生しやすい場所では、実際の降雨状況をきちんと把握し、災害に備えることが必要になります。POTEKAは設置が容易な小型気象計を採用。気象状況を把握したい場所にきめ細かく設置することで、都市型災害に備える街づくりをサポートします。
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局地的な雨を感知し、山崩れに備える
山崩れなどの土砂災害は、局所的な豪雨などによって引き起こされます。しかし、突発的に発生する大雨は、予測することが難しいのが現状です。POTEKAは超高密度観測網を活用して、雨の降っている場所や量をきめ細かに観測。危険地域やその周辺の状況把握を正確に行うことができるため、速やかな行動をとることができます。また、河川の増水の恐れについても、実測値を把握することで状況判断が可能になります。
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「暑さ指数」もピンポイントで提供
熱中症予防の指標である「暑さ指数(WBGT)」は、気温だけでなく湿度など複数の要素が関係します。POTEKAは観測した気温と湿度から「暑さ指数」を算出。「暑さ指数」は2km程度の距離でも差が出ることがあるため、POTEKAのきめ細かな観測網が役立ちます。設置された学校や地域などの単位で熱中症への注意喚起を促すことができます。
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実測値によるリアルタイム気象・防災情報
POTEKAはリアルタイム観測、今どこで大量の雨が降っているか、一目瞭然です。きめ細かな観測網で実測し、蓄積した気象データベースをもとに、雨の進行方向をリアルタイムに捉え、局地的な大雨(ゲリラ豪雨)の発生を知ることができます。学校などでは生徒の安全のためにゲリラ豪雨を避け、集団下校時間を決定するなどの利用も可能です。
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突風発生のサインを見逃さない実証実験中
近年増加傾向にあるといわれる突風や竜巻被害から私たちの暮らしを守るためには少しでも早くその前兆をキャッチすることが大切です。POTEKAは観測地点での急激な気象の変化をとらえることで、突風発生前にサインとなる気象変化をいち早く検知できる可能性が高まります。